都立水元公園の自然

都立水元公園の自然

エゴノキが咲き始めました

水元公園のドックランから水元かわせみの里までの間に数本のエゴノキがあって咲き始めています。



この花はまだ蛍光灯が普及していない昔、白い傘に電球がついたものを照明として使っていましたが、この感じに似ていると思いました。



先日5月10日に行われれた「虫こぶ観察会」でも実地見学しましたが、新芽に小さな虫こぶが見られました。
新梢にはしばしば菊花状の構造が認められるが、これはエゴノネコアシと呼ばれる虫こぶである。イネ科のアシボソを一次寄主とし、エゴノキとの間で寄主転換を行うアブラムシ、エゴノネコアシアブラムシ Ceratovacuna nekoashi(Sasaki, 1907) が、春に二次寄主であるエゴノキに移動してきて新芽を変形させてこれを形成する。

科属:エゴノキ科エゴノキ属
学名:Styrax japonica
和名:エゴノキ
英名:Japanese snowbell

エゴノキ(Styrax japonica)はエゴノキ科の落葉小高木。北海道~九州・沖縄まで、日本全国の雑木林に多く見られる。

和名は、果実を口に入れると、喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに 由来する。 チシャノキ、チサノキなどとも呼ばれ、歌舞伎の演題『伽羅先代萩』に登場するちさの木(萵苣の木)はこれである。

特徴
高さは10mほどになる。樹皮は赤褐色できめが細かい。葉は両端のとがった楕円形で互生。花期は5月頃、横枝から出た小枝の先端に房状に白い花を下向きに多数つけ、芳香がある。花冠は5片に深く裂けるが大きくは開かずややつぼみ加減で咲き、雄しべは10本。品種により淡紅色の花をつける。

果実は長さ2cmほどの楕円形で、大きい種子を1個含む。熟すと果皮は不規則に破れて種子が露出する。

利用
庭木などとして栽培もするほか、緻密で粘り気のある材を将棋のこまなどの素材とする。

また、果皮に有毒なサポニンを多く含んでいるので、昔は若い果実を石鹸と同じように洗浄剤として洗濯などに用いた。またサポニンには魚毒性があるので地方によっては魚の捕獲に使ったといわれるが、同様に毒流し漁に用いられたと言われるサンショウの樹皮との比較実験から、エゴノキのサポニンの魚毒性の強さは漁に使えるほどのものではないのではないかと疑問視する見解もある。

動物との関係
ヒゲナガゾウムシ科の甲虫、エゴヒゲナガゾウムシ(ウシヅラカミキリ) Exechesops leucopis(Jordan, 1928) が果実に穴を開けて産卵し、幼虫が種子の内部を食べて成長するが、落下種子内で休眠中の成熟幼虫を「ちしゃの虫」と呼び、昭和10年ごろからウグイ、オイカワなどの川釣りの釣り餌として流通している。この昆虫の発生が見られる地点は散在的であり、かなり稀であるが、発生地の種子の寄生率は70%にも及ぶという。





プロフィール
都立水元公園の近くに在住。定年退職してから特に水元公園の自然に親しみながら撮影しています。
水元公園の自然をいろいろな角度から紹介してみたいと思っています。
写真をデジカメで撮影して5年以上経ちました、ストックも多くなりましたのであなたの好みの画像があればと思っています。
運営ポリシー
都立水元公園は入場料無料の公園として24時間開放されています。
都内でありながら、水辺の植物、野鳥など自然が一杯です。写真で最新情報を紹介していきます。
更新も季節にあわせて増やしていきたいと思います。ご期待下さい。
いつまでも喜んでいただけるブログを目指します。
☆これからも応援よろしく☆
あなたに育てられるブログです★