都立水元公園の自然

都立水元公園の自然

7月の自然学習講座は「水生生物観察会」

水元公園は都内でも有数の水郷風景がみられる場所です。
ミジンコからオニバスまで、水元小合溜の水の中で暮らす様々な生きものを観察します。

◆講 師
赤井 祐(環境省稀少野生動植物種保存推進委員)

◆講座日
平成20年7月26日(土)午後1時~3時

◆申込方法
6月27日(金)から、電話または窓口で受け付け、先着30名で締め切ります。
(受付時間 午前9時~午後5時)

◆参加費
無料

*自然学習講座の集合場所は水元かわせみの里です。
*小学3年生以下は、保護者の方と一緒に参加してください。
*水元かわせみの里には、駐車場はありません。

◆講座の申し込み・お問い合わせは
水元かわせみの里(電話 03-3627-5201)
までご連絡願います。


6月の自然学習講座「クモの観察会」が行われました

6月14日は梅雨の合間の晴れで暑い一日になっていました。
最初はかわせみの里の室内で加藤輝代子先生の講義があり、「クモ」はなぜ嫌われる?


加藤輝代子先生の講義風景

一般的な昆虫との主な区別点は、脚の数が8本であること、頭部と胸部の境界が明確でないこと、触角を欠くことなどをタランチュラの模型を使っての講義がありました。


タランチュラの模型を使っての講義

また、オスとメスについて説明がありました。




クモの網は様々な形があり、簡単なものは数本の糸を引いただけのものから、極めて複雑なものまで様々である。約半数のクモが、網を張らずに待ち伏せたり、飛びかかったりして餌を捕らえる。いずれの場合にも、餌に食いつくには直接に噛み付く場合と糸を絡めてから噛み付く場合がある。
普段何気なしに散策していた水元公園ですが、自然の不思議について、また新たな発見がありました。
以前見られたクモが今回の観察会では発見できなかったなど、自然界も少しずつ変化しているということでした。


4種類のクモを捕まえて採点

同じ種類のクモでなく、色々なクモを捕らえたグループが高得点になりました。捕らえたクモは採点後、放たれました。


6月の自然学習講座は「クモの観察会」

普段嫌われがちなクモにスポットを当て、その生態や観察のおもしろさを伝えます。

◆講 師
加藤 輝代子(日本クモ学会評議委員)

◆講座日
平成20年6月14日(土)午後1時~3時

◆申込方法
5月17日(土)から、電話または窓口で受け付け、先着30名で締め切ります。
(受付時間 午前9時~午後5時)

◆参加費
無料

*自然学習講座の集合場所は水元かわせみの里です。
*小学3年生以下は、保護者の方と一緒に参加してください。
*水元かわせみの里には、駐車場はありません。

◆講座の申し込み・お問い合わせは
水元かわせみの里(電話 03-3627-5201)
までご連絡願います。


5月の自然学習講座「虫こぶ観察会」が行われました

5月10日は朝から小雨が降っていましたが、雨天決行ということで雨の中の観察会になってしまいました。
最初はかわせみの里の室内で薄葉 重先生の講義があり、「虫こぶ」とは? について説明がありました。


薄葉 重先生の講義風景

普段何気なしに散策していた水元公園ですが、自然の不思議について、また新たな発見がありました。

植物の葉などにできた色々な形の「虫こぶ」を観察し、虫と植物の不思議な関係を学びました。



こんな大きな「虫こぶ」になる

今回はドックランの付近に植栽されているイスノキについている虫こぶを観察しました。
指摘されて良く見ると、葉に小さな「こぶ」が沢山ついていました。
なぜこのような「虫こぶ」ができるかというと、イスノキの場合はその原因がアブラムシが多いようですが、イスノキにアブラムシがつくと植物はアブラムシがいろいろ活動されると困るためアブラムシを閉じ込めようとします。
これが「虫こぶ」です。春、アブラムシがつくと閉じ込められた虫は「虫こぶ」のなかで卵を産み成長し小さな穴から秋に外に出ていきます。


雨の中での自然観察会になった

どの植物にどの寄生虫やダニなどがつくかは、およそ、その関係は解明されているようです。


5月の自然学習講座は「虫こぶ観察会」

植物の葉などにできた色々な形の「虫こぶ」を観察し、虫と植物の不思議な関係を学びます。

◆講 師
薄葉 重 (元東京環境工科専門学校)

◆講座日
5月10日(土)午後1時~3時

◆申込方法
4月17日(水)から、電話または窓口で受け付け、先着30名で締め切ります。
(受付時間 午前9時~午後5時)



虫こぶハンドブック (単行本)
薄葉 重 (著)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、虫えいおよびダニえいを便宜的に虫こぶとして扱い、それ以外の菌えいなどを取り上げなかった。日本で記録されている約1400種の虫えいの、およそ1割について、写真の掲載および短い解説を行った。

内容(「MARC」データベースより)
植物の葉に「こぶ」がついていたり、芽が異常に肥大していることがあり、内部に虫が見つかることから虫こぶと呼ばれる。アブラムシやハチ、ハエなど虫こぶを作る原因生物を同定するためのオールカラーの虫こぶ図鑑。




ガイドウォークでユズリハが紹介されました

水元かわせみの里の30分ガイドウォークで案内してくださったカテゴリーの中でユズリハが紹介されました。
常緑樹でも若葉がでる、春、今までの古い葉を落として新しい若葉がでて譲ることから、ユズリハの名があります。



このような興味あるガイドを「水元小合溜ガイドウォーク」では実施されています。

科属:ユズリハ科ユズリハ属
学名:Daphniphyllum macropodum Miq.
和名:ユズリハ(譲葉)

ユズリハ(楪、交譲木または譲葉、学名:Daphniphyllum macropodum)はユズリハ科の常緑高木。古名はユズルハ。

雌雄異株。福島県以南~沖縄地方にかけて、韓国、中国中部まで分布する。高さは10mほど。葉は長さ20cmほどで枝先にらせん状につく。花には花被がなく、葉腋から総状花序を出す。

ユズリハ属は東アジアから東南アジア・インドに分布し35種からなる。日本では矮性の変種エゾユズリハ(D. macropodum var. humile (Maxim.) Rosenthal)が寒冷地(北海道から山陰の日本海側)に、またヒメユズリハ(D. teijsmannii Zoll.:ユズリハより小さく花にはがくがある)が暖地(関東以西、沖縄・台湾まで)の海岸近くに分布する。

花の形態がトウダイグサ科に似るので古くはトウダイグサ科に含められたが、心皮が2個(トウダイグサ科は3個)などの違いから独立のユズリハ科(Daphniphyllaceae)とされた。最新のAPG分類体系ではユキノシタ目に入れられている。

ユズリハの名は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから。その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物とされ、正月の飾りや庭木に使われる。




クマリン系アルカロイドのダフニクマリンを含み、中毒の原因となる。


アカメガシワで新しい発見

水元かわせみの里では、月曜定休日を除く毎日、「水元小合溜ガイドウォーク」を実施しています。
時間は11:00~11:30と13:30~14:00の2回。雨天の場合は中止。
無料で30分程、専門員とかわせみの里周辺を歩きながら、移りゆく小合溜の自然を感じませんか? ということで、私も参加してきました。



アカメガシワという樹木が水元かわせみの里裏手にありますが、現在、新芽がでて、きれいな紅色になっています。



その葉をちょっと失敬して、葉の一部にセロテープを貼ってすぐ剥がすとなんと、セロテープに赤が移り、セロテープを剥がした部分が葉の本来の色、緑色になっていました。
新しい発見でした。



科属:トウダイグサ科アカメガシワ属
学名:Mallotus japonicus (L.f.)
和名:アカメガシワ
英名:Japanese Mallotus

アカメガシワ(赤芽槲、赤芽柏、学名Mallotus japonicus)は、トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木。
新芽が鮮紅色であること、そして葉が柏のように大きくなることから命名された。本来は熱帯系統の植物であり、落葉性を身につけることで温帯への進出を果たしたものと見られる。

特徴
本州・四国・九州・東南アジアの山野に自生し、日本では二次林に多く、空き地などによく生えてくる、典型的なパイオニア植物である。雌雄異株で、樹高は5~10mに達する。葉は互生し倒楕円形、浅く3裂する。裏に黄色の腺点があってアリが集まることもある。初夏、白色の花を穂状につける。果実は秋に熟し、蒴果で軟針がある。

木の根は生命力が強く、シュートを生じて繁殖する。また、種子は高温にさらされると発芽しやすくなり、伐採や森林火災により森林が破壊されると一気に繁殖する。

材は軟らかく、床柱・下駄・薪炭に用いる。樹皮は日本薬局方に記載の生薬で、これを煎じたものは胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多症に効果があるとされる。また、果実の軟針は駆虫剤に用いる。



春の自然感察とスケッチ教室

4月12日(土)に水元かわせみの里主催で自然学習講座「春の自然感察とスケッチ教室」が開かれました。
春の天気は目まぐるしく変わり当日はどうなることかと心配していましたが、晴れてほっとしました。
自然画家、山本正臣氏を講師として、春の水元小合溜の自然を感じながら、自然“感”察を行い、初心者でもできるスケッチの描き方などを学びました。
今回の定員は20名ということでしたが、好評で28名の参加ということでした。

「雑草という草はなく、すべての草には名前がついています」日本は農耕民族で田畑で穀物を育ていますが、あぜ道などに生える草を雑草といったそうです。
でも、田畑以外の草は雑草ではなく、野草と呼んでください。また、「名もない雑草」なんてもう見つけることがないくらいきちんと名前がついています。ただその名前がその野草にとって相応しいかは私は疑問ですが・・・・。

そしてナズナ、カラスノエンドウなどの説明をしてくださいました。



カラスノエンドウ

スケッチの仕方については「山本正臣 スケッチ感察ノート」をご覧ください。


キャンプ場でのスケッチ講習

今回説明していただいたことが、詳しく掲載されています。

山本先生のブログは下記のURLです。都立葛西臨海公園・鳥類園で感察会をされているようです。
山本正臣 スケッチ感察ノート



水元かわせみの里

水元小合溜水質浄化センター(水元かわせみの里)は、水元小合溜を豊かな生き物が生息していた昭和30年代前半の水辺環境にまで回復させることを目的にした施設です。


水元かわせみの里から小合溜を望む

中川から導入した河川水を浄化し、水元小合溜に放流して水元公園内の水をきれいにする施設です。
また、水元小合溜の水を浄化して大場川に戻しています。


水元かわせみの里

「水元かわせみの里」は、室内からカワセミの姿を観察できる都内でも貴重な施設です。
カワセミの動向や、水元小合溜の生きもの情報などを発信しています!
専門員の手による展示パネルは季節ごとにそった話題の内容が展示されています。




また、水元公園の歴史や周辺の今昔の展示パネルが掲示されています。

毎月1回行われる自然観察会や講座では、毎回その道の講師をお招きして楽しいお話が聞けます。
H20水元かわせみの里自然学習講座年間スケジュール
毎回定員オーバーになるほど好評で無料で気軽に参加できるので、水元小合溜に自然環境の素晴らしさや大切さを知ることができます。





水元公園で見られる昆虫や野鳥、野草など、皆さんの質問に専門員が親切に応じてくれます。

水元かわせみの里では、月曜定休日を除く毎日、「水元小合溜ガイドウォーク」を実施しています。
時間は11:00~11:30と13:30~14:00の2回。雨天の場合は中止。
無料で30分程、専門員とかわせみの里周辺を歩きながら、移りゆく小合溜の自然を案内してくださいます。
1回の定員は20人程度ですが、少人数でも実施します。



水元小合溜ガイドウォーク

施設情報
■開館時間 午前9時~午後5時
■休館日 月曜日(祝日の場合は火曜日) 年末年始
■入館料 無料
■所在地 東京都葛飾区水元公園8-3
■電話番号 03-3627-5201
■交通
 京成バス 
 金町駅南口~水元五丁目または大場川下車徒歩5分

 東武バス 
 亀有駅北口~水元猿町または大場川下車徒歩5分

 案内図は都立水元公園周辺地図および都立水元公園拡大図を参照してください。

※水元かわせみの里には駐車場はありません。車でのご来場はご遠慮ください。




プロフィール
都立水元公園の近くに在住。定年退職してから特に水元公園の自然に親しみながら撮影しています。
水元公園の自然をいろいろな角度から紹介してみたいと思っています。
写真をデジカメで撮影して5年以上経ちました、ストックも多くなりましたのであなたの好みの画像があればと思っています。
運営ポリシー
都立水元公園は入場料無料の公園として24時間開放されています。
都内でありながら、水辺の植物、野鳥など自然が一杯です。写真で最新情報を紹介していきます。
更新も季節にあわせて増やしていきたいと思います。ご期待下さい。
いつまでも喜んでいただけるブログを目指します。
☆これからも応援よろしく☆
あなたに育てられるブログです★